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フランス語の時間、実力のない私は全身緊張させて、先生の質問をうける。 |
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三十七歳の時だった。初めての外国、スペインへ行った。現地の語学学校に入って、毎日、ガウディの作品を見続けるのが目的だった。 |
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とにかくNoと言おう。相手が本当に私を必要としているなら、さらにていねいに説明してくれるだろう。その時から、外国でわからない時は、ともかくNoと言う習慣を身につけた。そして、久しぶりに日本でフランス語の授業の時にやってしまった。 |
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私は今、その挿し絵を楽しみながら描いている。三十枚どころか、百枚近い絵だ。私は実力がないのを知っているので、文章を書いたフランス語の先生の注文に絶対に従いたいと思う。何度、やり直しを命ぜられても従おうと思う。 |
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